(1) コース横断型カリキュラム
ビジネスコース、観光コース、心理コースの3コース制をとっていますが、どのコースに所属していても他のコースの授業を自由に履修することができます。もちろんすべて卒業単位になります。
ガイダンス時には履修モデルが示されますが、それぞれの希望に沿って担任や授業担当職員と相談しながら時間割を組むことができます。ゴールデンウィーク明けに履修変更の日もあるので、自分にぴったりの時間割ができます。
東京立正短期大学は、首都圏西部単位互換協定に参加しており、桜美林大学、鎌倉女子大学、北里大学、国士舘大学、相模女子大学、同短期大学部、高千穂大学、玉川大学、松蔭大学で学ぶことができます。最大12単位まで、本学の卒業単位として認定します。
(2) 仕事にも社会生活にも必須のコミュニケーションを習得
日本経団連が全国の企業を対象に行っている「企業が採用選考時に重視する要素」アンケートの回答をみると、16年連続で「コミュニケーション能力」を重視すると答えた企業がダントツでトップとなっています。2019年度の調査では、実に82.4%の企業がコミュ未ケーション能力を重視すると答えています。
現代は予測不可能な社会といわれます。だからこそ問題を発見し解決することが必要ですが、これは一人でできることではありません。チームで一緒に考えたり一緒に行動したりしなければなりません。本学では、チームで考えて解決策を探る課題解決型の授業を取り入れています。
SNSが発達した現在、人と人との関係に不安を抱く方が多いのではないでしょうか。東京立正短期大学では、不安を取り除き一歩踏み出すことを目標に授業を組み立てています。
① 自己を肯定し他者を受け入れる
自分のどこを肯定したらよいのか、どのように肯定したらよいのか分からず絶望したという経験を、一度はしたことがあるのではないでしょうか。そこで本学では、まずは自分を受け入れることから始めます。そして、他者の意見に耳を傾けることにつなげます。
② 自らの表現方法を学ぶ
次に、情報を分析し自分の意見をまとめ、そして表現する方法を学びます。情報過多の現在においては、情報を選択しきちんと分析することが大切です。表現方法も文章表現とプレゼンテーションの2つを学びます。
③ 一緒に研究し一緒に成長する
基礎演習(1年次のクラス授業)、ゼミ(2年次)では一緒に考えることを大切にしています。チームでの研究は自分の意見がそのまま通るわけではないので手間がかかりますが、そこで得られることはたくさんあり、一人ひとりの成長につながっています。
人ひとりの成長は進路に結びついています。就職はもちろんですが、さらに勉強をつづけたいと四年制大学に編入学する学生もたくさんいます。ちなみに、本学は小規模短大ですが、併設大学を持たない都内の短大では編入実績は断トツの1位です。
(3) 就職に有意な多彩な資格取得
現コミ専攻では、25種類の資格を取得することができ、うち15種類については、本学が試験会場となっています。
MOS(パソコン資格)、簿記(日商、全経)、秘書検定、英検、TOEIC、世界遺産検定、ハングル能力検定については、授業内での資格指導を実施。知識を身につけながら無理なく資格取得できます。また、ピアヘルパー、日本語検定など補習を実施して資格取得をサポートしています。授業内では不十分な方を対象に、簿記やMOS、世界遺産検定などでも随時補習を実施しています。
正課の授業を取り扱わない分野については課外講座を実施しています。医療事務、サービス介助士など夏休みに実施するものもあれば、公務員講座のように土曜日を使って実施しているものもあります。課外講座については、学生の経済的負担を軽減するための補助制度があります。
上級資格に合格すると奨励金が給付されます。検定料を気にすることなく資格にチャレンジしていただくための制度です。
現コミ専攻の卒業要件は62単位を取得することですが、資格を取得すると最大12単位まで認定されます。
現コミ専攻は入学定員50名の少人数制ですが、学生は数多くの資格を取得しています。2022年8月までの資格取得実績数は下のリンクボタンからご確認ください。