幼児教育専攻の学び

目次

(1) 実習に合わせて段階的に知識、技能を修得

 保育士、幼稚園教諭の資格を取得するには10週間の実習が必要ですが、東京立正短期大学では、これを2年間で5回に分けて実施します。それぞれの実習時期までに修得すべき課題を明確化し、それに合わせて進んでいくので、分かりやすく迷うことがないのが特徴です。

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幼稚園実習(1)(1年次11月)

 最初の実習は幼稚園実習です。保育に参加させていただきながら、子どもや保育者の様子を観察し、記録することが中心になります。「発達心理学」、「保育者論」等を修得した上で、子どもの安全、各年齢の発達の姿、保育者の役割を実践的に学びます。

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保育所実習(1)(1年次2月)

 1年間の学びを経て、いよいよ保育所実習です。保育園は0歳児から就学前の子どもまで幅広い年齢の子どもたちが通っているので、「乳児保育」などの知識も求められます。手遊びや絵本の読み聞かせ、製作活動といった部分実習を行います。

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幼稚園実習(2)(2年次6月)

 いよいよ幼稚園での責任実習です。指導案を作成し、1日の保育を実践します。「幼児教育課程総論」、「幼児教育教師論」等を修得した上で、実際に保育を計画して、実践し、振り返る、という保育の循環を学びます。

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施設実習(1)(2年次9月)

 児童養護施設、障害児施設、乳児院など、保育園、幼稚園とは異なる場所で実習します。特別支援教育や障害児の理解が必要です。他職種との連携についても実践を通して学んでいきます。

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保育実習(2)or施設実習(2)(2年次11月)

 最後の実習は、保育所か施設のどちらかを選択します。卒業ももうすぐ。それぞれの進路に合わせて実習先を決定します。これまでの実習の集大成として、責任実習を行ったり、幅広い視点から保育所・施設の役割をとらえたり、先生方と積極的にコミュニケーションをとりながら実習を進めます

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