卒業生の成長ストーリー

短大で培った諦めない気持ちが現在の私を支えています

Y.G.さん(2016年入学)

四年制大学編入学をめざして短大入学

高校の時、漠然と四年制大学に進学したいと考えていましたが、専攻分野を決めることができず、まずは短大で勉強してみようと思い、りったんを志望しました。

短大での幅広い学びをとおして専攻分野を決定

りったんでは、社会学や経済学など社会科学にかかわる分野を幅広く学び、四年制大学では環境分野を専攻しようと決めました。高校では大学の専攻分野はよくわからないので、短大でさまざまな学びに触れることは将来の選択をする上で大きなメリットになりました。

四大編入学で培った諦めない気持ち

四年制大学編入学は順調に進んだわけではありません。目指していた国立大学に合格することができず、編入学試験のシーズンも終わりに近づいていたため編入学を諦めようとしたこともありました。そんな時、先生が今からでも受けられる大学のリストを作ってくださり、一緒に大学ごとの試験傾向と自分に足りない部分を洗い出してくださいました。小論文や専門科目の指導も熱心にしてくださり、もう一度チャレンジしてみようと前向きになることができ、大妻女子大学社会情報学部に合格することができました。

四年制大学で活かされた短大での学び

正直言って、専攻した環境分野については自分の知識不足を感じることもありました。一方、短大で学んだパソコンスキルなどが思いのほか役立ちました。短大では就職する学生が多いので、パソコンスキルやビジネスマナーなどを徹底的に学びます。特にエクセルは、編入後の授業でデータ解析などに使いましたが、クラスの友人に教えてあげることも多々ありました。

大手物流企業の総合職に就職

就活では、もちろん大学のキャリアセンターにもお世話になりましたが、大きな大学だと予約制なので、急な面接やSPI対策では短大の先生を訪ねて模擬面接をしてもらったり分からないところを教えてもらったりしました。その結果、大手物流会社の総合職として無事内定をいただくことができました。

神戸、大阪の転勤を経て現在は東京本社勤務

折からのコロナ禍で物流業界が混乱する中、入社一年目から関西勤務でした。生まれも育ちも東京の私にとって慣れない生活でしたが、学生時代に培った諦めない心をもって業務に臨みました。この気持ちが評価されたわけではないでしょうが、2年目からは思いがけず東京の本社に異動になり、現在は全国のネットワークを結んでの受発注業務に携わっています。

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