10月1日、りったんの学園祭・WESTERIA FESTIVALが開催されました。4年ぶりの一般公開で、学生はもちろん、教職員・父母の会・同窓会も全力で準備しました。皆さま楽しんでいただけたでしょうか。来校できなかったという方にもりったんの楽しい雰囲気を知っていただきたいので、まずは写真でご紹介します。
今年のテーマは「原点回帰」
東京立正短期大学では、1966年の開学以来、「藤祭 WESTERIA FESTIVAL」として文化祭を開催してきましたが、2020年、2021年はオンライン開催、2022年は一般公開せずに学生だけで行いました。今年度は4年ぶりに一般公開することができ、日ごろの成果を多くの方に見ていただきました。テーマは、4年前ぶりという意味を込めて「原点回帰」。これは紫友会(学生自治会)役員メンバーが議論を重ねて決めたテーマでもあります。とはいえ、紫友会も昨年度の経験がないので、何事も初めてのことばかり。企画を練ったり、様々な交渉をしたり、本当に大変だったと思います。
全学あげての準備
全員初めての経験の中で、何回も文化祭実行委員会を開催し、クラス・ゼミの意見を紫友会役員が集約しながら準備を進めました。文化祭の一週間ほど前になると準備も本格化し、学内にいても徐々に文化祭の熱気が感じられるようになってきました。お祭り前の独特の高揚感が短大を包み、ワクワク感がいやがおうでも高まります。前日は全てのクラス・ゼミ・サークルの一斉準備日となっており、全学あげて当日の準備に取り組みました。
多くのご来場者を迎えた文化祭当日
当日は、1年生は射的やビンゴなど調理を伴なわないもの、2年生は調理を伴なう模擬店を出しました。全てのクラス・ゼミが様々な企画に取り組み、中には研究発表や研究成果の展示を行ったところもありました。さらに、同窓会、父母の会、職員有志の出店に加え、用務員さんや掃除のおじさんの作品展示までありました(短大にかかわる方々の隠れた才能を発見しました!)。まさに東京立正短期大学あげてのお祭りとなりました。そして、りったん名物「お坊さんカフェ」も開店。実は立正大学仏教学部の学生が毎年開いているもので、袈裟の試着や仏具の紹介などをしています。
サークル・ゼミも発表
今年度は、コロナ禍で活動を休止していたサークルが活動を再開したり新たなサークルが作られたりしています。文化祭では、パフォーマンス部が歌、ダンス、朗読を行っていました。また、研究成果を展示したゼミもありました。
余った食材も無駄にしません
余った食材は調理部が回収。後日、おいしくいただきました。
りったんは、都内でも最も小さな部類に入る短大ですが、それぞれが力を出し切り楽しんだ一日でした。これからも学生の活躍にご注目ください。