学習発表会

学習発表会

学習発表会は、クラスやゼミ・授業単位で1年間の学習成果を発表する場です。発表の形はさまざまで、歌ったり踊ったり、なんでも自由です。それぞれのゼミが、研究内容だけでなく魅せる工夫を重ねて本番に臨んでいます。
下の画像はコロナ禍前のものです。今年は12月22日(木)に実施しますが、3年ぶりに制約なしの発表になります。幼児教育専攻が午前中、現代コミュニケーション専攻が午後と、まる1日使ったイベントを予定しており、コロナ禍以前よりも盛り上がりそうです。


学習発表会の歴史

元はスピーチコンテスト
現在は学習発表会となっていますが、その前身は1987年に始まったスピーチコンテストです。当時は英米語学科だったためスピーチも英語で行っており、1991年からは代表者が東短協(東京都私立短期大学協会)主催の英語スピーチコンテストにも参加するようになりました。学内のスピーチコンテストにも外部から審査員を招き、入賞者には父母の会から記念品が授与されており、短大における一大イベントでした。

かつてのスピーチコンテストの様子

 2002年に現代コミュニケーション学科に改組し、日本語のスピーチも認めるようになり、2005年度の幼教発足、2006年度の英語コース廃止を経て、英語のスピーチは姿を消し日本語のみによるスピーチコンテストへと変わっていきました。また、英米語学科時代から学びの内容が変わっているにもかかわらず、スピーチという形だけ残していたため、その意義が問われるようになりました。

スピーチコンテストから学習発表会へ
 こうした中で議論を重ね、2010年度から、1年生はスピーチという形を残し、現代コミュニケーション専攻2年生はゼミによる研究発表、幼児教育専攻2年生は音楽、手遊びの発表、専攻科生は研究発表となりました。

コロナ禍でも開催された学習発表会
 2020年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で本学のみならず全国でイベントが中止となりました。学習発表会も中止するのか開催するのか議論し、結局、幼児教育専攻は中止、現代コミュニケーション専攻のみ規模を縮小して実施することとしました。準備期間が短かったためクラスやゼミに縛られることなく有志や個人に発表を募ったところ、予想外に18もの個人・グループからの発表がありました。学生のパワーにはいつも驚かされます。

昨年度からは完全にスピーチをなくし、クラス、ゼミ単位で発表することとしました(幼教はコロナの影響で中止)。半分がオンライン授業だったので、準備は大変でしたが、1年生のクラス、2年生のゼミともに力作の発表がつづきました。

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