WISTERIA FESTIVAL(文化祭)

今年は3年ぶりに対面で文化祭を実施しました。午前中は、クラス・ゼミでさまざまな企画を行い、午後はよしもとの芸人さんのライブと学生のレクリエーションでした。企画段階から、紫友会(学生自治会)と文化祭実行委員会が主導して運営し、当日の実施にこぎつけました。これからもさまざまなイベントで盛り上げていきましょう。

りったんの文化祭について

りったんの文化祭は、藤祭(Wisteria Festival)といい、1966年の短大開学当初から、東京立正中学高等学校の紫苑祭と同時に開催しています。開催時期は毎年10月初旬の日曜日なので、他の大学に比べると少し早めの時期になります。他の大学は10月下旬から11月上旬に実施しているところが多いので、約1か月ほど早い開催ということになります。もともとそれほど外部からの来場者が多いわけではありませんが、全学生が参加して開催するところに特徴があります。
コロナ禍での文化祭
例年は校舎の外まで模擬店が出てにぎやかに行われますが、一昨年と昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、学生を対象としたオンライン抽選会のみ実施しました。対面で実施できなかったことは残念ですが、それでも紫友会(学生自治会)役員が選定した豪華な賞品が次々と当たり、学生たちには好評でした。
今年度になって、新型コロナウイルス感染症蔓延状況を見ながら、感染対策をしつつ徐々にイベントを解禁しています。文化祭については、紫友会(学生自治会)を中心に、開催時期、規模、人数についての議論を重ね、調理を伴う模擬店は見合わす、外部からの来場をお断りするという制限付きながら、3年ぶりに対面で実施することとしました。
今年度の準備
対面実施の方針を受け、6月下旬から毎週のように文化祭実行委員会を開催し、クラス・ゼミを中心に準備を開始しました。文化祭実行委員会で決まったことがクラス・ゼミで報告され、クラス・ゼミでの議論をもとに文化祭実行委員会に希望や要望を伝えるという形で順調に準備が進み、夏休みが明けると、毎日どこかのクラスかゼミは放課後も準備しているという状況が生まれ、当日に向けて徐々に盛り上がりを見せていきました。やはり対面での文化祭実施ということで、どのクラス・ゼミも力が入っていたようです。また、準備の過程で、学生たちの隠れた才能も垣間見ることができました。イラストにしても、手書きで才能を発揮する学生もいればPCやスマホを駆使して描き上げる学生もおり、改めてすごいなと思った瞬間です。また、準備過程をとおして今まで話をあまりしなかった学生同士にも交流が生まれ、団結が深まったのではないかと思っています。
全員参加の文化祭
全てのクラス・ゼミから模擬店の希望が出され、中には日ごろの研究成果を発表したところもありました。外部からの来場はお断りしたものの、全員参加の文化祭となり、新たな交流も生まれていました。基本的に模擬店の出店は午前中とし、午後からはよしもとのお笑い芸人を招いてのライブと学生対象の各種リクリエーションを実施しました。2年生にとっては初めての文化祭となり、学生は一日中楽しんでいました。
文化祭を担った紫友会(学生自治会)
文化祭が終わった後に、紫友会役員学生から様々な反省が出され、次年度に向けて教えていろいろレクチャーしてほしいとの要望を受けました。しかし教員の私からみれば、3年ぶりの文化祭をやり切った学生たちには称賛の言葉しかありません。例年であれば先輩からの引継ぎがありますが、今年度は全て手探りの状態であり、よくここまでできたなあと、感心というより感動しています。いい加減だった私の学生時代と比べ、今の学生にはいつも驚かされますが、とりわけ紫友会役員学生の苦労は並大抵のものではなかったと思います。調理を伴う模擬店を中止する代わりにキッチンカーを呼んだり、準備から撤収まで緻密にスケジュールを立てそれを文化祭実行委員やその他のスタッフ学生に指示したり、そう簡単にできることではありません。ここで培った力は今後にもきっと役立つことと思います。改めて、本当にありがとう!

RITTAN RADIOに文化祭実行委員長のインタビューを収録しています
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